Be the SHIFT
you want to see in the world
あなたが幸せなら、世界も幸せだ。
You must be the change you want to see in the world.
見たい世界のその変化に、あなた自身がなりなさい。
これは、ガンジーの言葉。
いま日本で、世界で必要なのは、
幸せ(ウェルビーイング)とは何かを知り、
自ら幸せに生きること。
幸せを知る人が、幸せな世界をつくっていく。
「ウェルビーイング」と「クリエイティビティ」をテーマにシフトする、オレゴン州ポートランドでのトランスフォーマティブ・トリップ。
2019年 9月 12日 〜 19日(8日間)
What is SHIFT-x ?
旅ではない。
大人のための SHIFT の場。
SHIFT-x は、「ウェルビーイング = よりよく生きる」や「ソーシャルデザイン = よりよい社会をつくる」の視点からヒトと社会を洞察し、私たちが学ぶべき一歩先のテーマと舞台を設定。短期間でありながら、帰国後の人生をシフトする、旅とも留学とも違う、大人のための学びの場。
成人学習の最前線である組織開発・人財開発のナレッジを活かしてデザインされ、プロフェッショナルなコーチ・ファシリテーターとともに学びを深める、トランスフォーマティブ・トリップです。
01
数々の人財開発プログラムを手がけたプログラムデザイナーが設計
02
プロフェッショナルコーチ・ファシリテーターによる深い学びの支援
03
ツアー体験の満足度ではなく、帰国後のシフトをゴールとしたプログラム
Message
ウェルビーイングとクリエイティビティに込めた想い
「ウェルビーイング」は「幸せ」という意味で使われる言葉です。実は、 このウェルビーイングな自分であることと、クリエイティビティ(創造性)には、強い関連性があります。
ポジティブ心理学において、ウェルビーイングの5つの要素 "PERMA" が提唱されています。それは「Positive emotion: ポジティブ感情 」「Engagement: 没頭・フロー」 「Relationship: 人との関係 性」「Meaning: 生きる意味 」「Accomplishment: 達成」を指します。
この5ついずれを取り上げてみても、その要素が高まっているとき、人はネガティブな何かに囚われたり、自分に制限をかけたりせず、ありのままの自分で、いまこの瞬間を生き、幸福感を感じていると言えます。
一方で、人には自分の意思や感覚があります。「これが好き」「これに惹かれる」「こんなことやってみたい」といったものもそうです。それこそが、あなたのクリエイティビティの源なのです。
しかし、何かを生み出そうとするとき、私たちは「すごいものでなくては」「成功させなくては」といった前提を持ちがちです。そうすると、「失敗するかもしれない」「既に誰かがやっている」「マーケットが小さい」「周囲に冷ややかに見られそうだ」などといった自己制限的な声に邪魔され、自由に創造できなくなってしまいます。
裏を返せば、自由でクリエイティブであるためには、自分の創造性にブレーキをかけることのない、ありのままの自分でいるということ。ウェルビーイングな自分です。
そして、その純粋な想いからあなたが創りだすものが、結果として周りの人たちにも幸せな世界につながっていくはずです。
いまあなたの中に、「もっと創造的な仕事をしたい」「もっと思い切り自分を表現したい」「もっと可能性を発揮したい」といった感情があるなら、それはサインです。
SHIFT in Portland を通じて、あなたの中にある創造性を解き放ってほしい。その想いをこめて、このプログラムをお届けします。
Why in Portland ?
なぜポートランドで学ぶのか?
幸せを実感する、住みたい街
『全米で最も住みたい街』『最もおいしいレストランが集まる都市』などに選ばれ、世界中から街づくりのモデル都市とされている米国オレゴン州 ポートランド。
住まい、地域といった、日常の暮らしが大切にされていたり、サードウェーブコーヒーやクラフトビール、ファーマーズ・マーケットなどの食文化を先導していたり、チェーン店が非常に少なく(McDonaldは2店舗だけ!)、個人が営む個性的なスモールビジネスが多かったり、ここにはとても書ききれない程の魅力と、心地よさに溢れています。一言で言えば、「めっちゃ素敵!ここで暮らしたい!」と、幸せを体感できる街なのです。
Do It Yourself!
自分たちでつくった街
ポートランドには、”DIY: Do It Yourself” のカルチャーがあらゆる意味で根付いています。ここは、国家政府など大きな力ではなく、この街に住む個人、コミュニティ、地域行政が、自分たちでつくってきた街なのです。その象徴として印象的なのが ”Keep Portland Weird” (変わり者でありつづけよう!)という有名なフレーズ。街中に堂々と描かれているところもあります。このプログラムの体験の中で、その価値観が浸透しているのを、きっとあなたも感じられるはず。この街の魅力は、個々人の意思や個性、クリエイティビティが発揮された結果、生み出されているのです。
結果として、ソーシャルグッドな街
人々の幸せの持続可能性を考えるとき、環境的な持続可能性は切り離せないテーマです。ポートランドは『環境に優しい都市 世界No.2』に選ばれ、LEEDという環境認証を受けた建築物の人口あたりの数も全米で最も多い街です。農業もアーバンパーマカルチャー(都市近郊での自然農)が営まれています。そして、自然環境だけではなく、人に対するソーシャルな取り組みにも非常に積極的な街です。
これらのソーシャルグッドな取り組みは、「正義感や社会的意義に燃えて」という力の入った感じではなく「自分の幸せに素直になったら、結果として社会にとってステキなものが生まれた」というものばかりなのです。
Program
プログラムの詳細
Schedule
スケジュール
Day 1
Opening
Day 1 | オープニング
Farm to Table
オーガニックファームを訪問し、ファームボランティアと、Do It Yourself で「Farm to Table = 農地から食卓まで」を手づくりし、ファームでそとごはんを体験します。
想いを持ってファームを経営するオーナーのお話を伺いながら、ファームで生まれ育ったものをファームで調理し、仲間とともに食卓を囲む。食がウェルビーイングにどんな影響を与えるのか、心とお腹で感じましょう!
最も長くを過ごすのは、毎日の暮らしの場である自宅。しかし、私たちは住まいや暮らしについて意外と知りません。
ウェルビーイングな暮らしをしている人は、どんな住宅に住み、そこでどんな営みを送っているのか?カップルとシングル、2つの住宅を訪問し、学んでいきます。
「Local First = 地元産」と「オーガニック」にこだわった人気のスーパー New Seasons Marketを視察し、夕食を買って帰ります。夕食をとりながら、翌日のテーマである「食」についての事前学習をしていきます。
午後にポートランド・ダウンタウンに集合。 ワークショップで参加目的やスタンスを確認するとともに、懇親パーティーをしながらメンバー間のアイスブレイキングをしていきます。これから充実したプログラムを始めていくにあたっての準備の時間です。
「地域に根づいた学習」を軸に教育を行う幼~中一貫の学校を訪問。自分たちのいる場所、コミュニティから学習テーマを決め、問題解決策を模索し、地域コミュニティに貢献できる人に育っていく教育からは、私たち大人が学ぶことが多分にあります。
現地で活躍する建築家 柳澤氏とともに、心地よく、クリエイティブなポートランドの街づくりについて、実際に歩きながら学びます。スペースデザインや街づくりの背景にある物語など、ただ過ごすだけでは気づかない深層から学んでいきます。
地域コミュニティの活性化や、地域社会に起きている問題解決を行う、2つの非営利団体の活動を視察します。
どちらもユニークなアプローチによって、他者とのつながりや自分の居場所をつくっていくものです。ネイバーズ(隣人)やコミュニティづくりがいかにウェルビーイングに大切なのか、どう居場所をつくっていくのかを学んでいきます。
オープニングセッション
ウェルカムパーティ
Place-Based Education
建築家とのフィールドスタディ
ポートランダーの住宅訪問
食についての事前学習
Day 4
Creating from
Your Communities
Day 5 | 居場所
Creating from Your Food
Day 4 | 食
Day 3 | 住まいと暮らし
Creating from Your Day
Day 2 | 街
Creating from Your Place
Day 3
ポートランドには大手チェーン店は非常に少なく(McDonaldは2店舗!)、個人経営のお店などスモールビジネスが盛ん。それは、自分の好きなことを仕事にし、楽しく働いている人たちが多いということでもあります。
そんな仕事をしている人たちを訪問し、ウェルビーイングな仕事や働き方と、それを実践できるメンタリティについて、学んでいきます。
Day 6 | 仕事
Creating from Your Work
現地で活躍する日本人
コーヒーロースター
女性アーティスト
ここまでの学びを踏まえ、自分自身で幸せを創造します。自分にとってのウェルビーイングな時間とは何かを考え、思いおもいにポートランドでの時間を過ごしてもらいます。
それぞれに自分の思う「幸せをつくる」経験をしてきた後に、リサイクルパーツを使ったアートをツールにしたワークショップで、「自己を探求し表現する」時間をもちます。ウェルビーイングで創造的な自分とは、いったいどんな人なのでしょうか?
幸せをつくる
クリエイティブワークショップ
Day 7 | 自分
Creating You
Day 6
Day 7
地域社会・コミュニティを支援する2つのNPO
Day 5
Day 2
Closing
Day 8 | クロージング
都市のすぐそばにある Forest Park の大自然の中をゆっくりとトレッキングしながら、これまでの体験・学びを振り返っていきます。
8日間という凝縮された時間の中でシフトしてきた自分を、これからの日常、あなたの周りの世界という現実のシフトにつなげていくために、クロージングのワークショップを行います。
クロージングパーティーで、最後の夜を最高に幸せな時間にし、幕を閉じましょう。
クロージングパーティー
森でのリフレクション&クロージング
Day 8
※ 場合によっては、視察先などスケジュールが変更となる可能性もあります。
Feature
プログラムの特徴
プロフェッショナルによる
プログラムデザインとファシリテーション
人財開発・組織開発コンサルタントであり、多くのプログラム開発を手がける村上卓がプログラムデザインとファシリテーションを担います。「見て終わり」のスタディーツアーとは違い、心理に基づく体験のデザイン、良質な問い、ワークがより大きな気づきをもたらす「人財育成プログラム」です。
プログラムデザインのポイント
01
幸せを定義するよりも、「感じる」こと。
「幸せとは何か?」という幸福の定義を知識として理解しても、「ああ、いま自分は幸せだ」と「幸福感」を心と体で実感しなければ、より深い意味で理解することはできません。このプログラムでは、幸せに生きている人、幸せを生み出す場やモノに触れ、自分たちでも幸せをつくり、体感していくことに重きを置いています。
02
幸せであることは、
「能力」である。
同じ環境、境遇であっても、幸せに感じる人も、感じない人もいます。幸せであれるかどうかは ”その人次第” の部分があるからです。つまり、自分がどうあり、どう振る舞うかによって、幸せな状態をつくっていくための能力も学んでいきます。例えば、マインドフルネスのような精神的なことから、仕事、暮らし方、食などの実践的なことまでが包括されています。
03
「日常」を幸せにする
ことから。
身近な日常に幸せを増やしていけることは、実はたくさんあります。しかし、自分の「幸せ」ではなく、社会での「成功」を中心に置いていることで、幸せを大切にできていないことが多々あります。プログラムの中でも、プログラム後にもつづく参加者コミュニティの中でも、自分の「幸せ」を中心に置き、日常を変えていくことから取り組むことを大切にしていきます。
Voice
参加者の声
自分のためにおもいっきり時間を使えたのは、
これまでの人生で SHIFT だけかもしれません。
三十代に入り、二十代とは違う、新しい今後の生き方を考えているタイミングで、同僚から話を聞いて参加を決めました。ここに行けば自分を見つめ直す機会になるのかな、と思ったんです。実際参加してみて「一週間ずっと自分の気持ちや他人の気持ちに耳を傾け続ける」という貴重な体験をしました。その中で「自分の好き」や「自分の価値観」にゆっくりと気づいていった感じです。また、一緒に参加した同僚とは、業務の中ではつい飲み込んでしまうような意見を交換しあうことができて、帰国後のコミュニケーションにもいい変化がありました。訪問したポートランダーのご家族のあり方も、自分の今の夫婦生活の中に活きてるなあと感じます。本当に深いコミュニケーションを取るきっかけになるので、一人はもちろん、友人やパートナーと一緒に参加するのもおすすめです。
コンサルティング会社勤務・リサさん
「誰かがいいと思ってること」じゃなくて、
「自分がいいと思うこと」を選ぶようになった。
環境工学を学んでいて、もともとポートランドの街について興味があって参加したのですが、得られたのは環境についての学びだけではありませんでした。それ以上に、自分自身に変化が起きたのが大きかったです。日々のワークショップの中で「自分が本当に思ってることを素直に言葉にしていいんだ」と思える瞬間があり、その時から自分のやりたいことを選択できるようになりました。帰国後も、研究テーマの設定から日常の過ごし方まで「誰かがいいと思ってること」じゃなくて「自分がいいと思うこと」を選ぶようになった気がします。普段、必要以上にロジカルに考えすぎてしまったり、何が好きだったんだっけ?という人には本当におすすめのプログラムです。
京都大学大学院 都市環境工学専攻 サトシさん
You are welcomed!
こんな人に参加してほしい
-
学生 / 20~30代の社会人の方
-
就職やキャリアの転機や、踊り場に差しかかっている方
-
人とは違う何かを生み出したいと感じている経営者・フリーランサーの方
-
こんな想いを持っている方
-
「幸せな生き方」ができる自分になりたい
-
「創造性」を発揮できるようになりたい
-
「自分らしい仕事」がしたい
-
「サステナブル」な社会について探求したい
-
「新たなビジネス」によって幸せに貢献したい
-
「ソーシャル」な領域で活躍できるようになりたい
-
-
語学力は問いません(通訳をします)
FAQ
よくあるご質問
Q
参加者はどんな人が多いですか?
A
SHIFT-x のプログラムは、地域・学年・学部とも幅広い大学生、ベンチャーから大手企業の社員、フリーランス、教員の方など、社会人も幅広く参加されています。
みなさんに共通するのは、自分にも社会にも真摯な方ということです。
Q
アメリカに行くにはVISAが必要ですか?
A
「ESTA」というビザ免除プログラムに申請する必要があります。費用は 14 USDで、2年間有効です。オンラインで簡単に申請できます。カナダ経由の場合は、同様の「eTA」の申請も必要です。費用は 7 CADです。
Q
「参加費用以外のお金」はどれくらいかかりますか?
A
物価は日本と同程度で、飲食店ではチップ代が15~20%程度です。移動は公共交通機関とUberを参加者同士で乗り合いしたりで10 USD/日程度。宿泊はAirbnbを参加者でシェアされており、20~30 USD/日程度です。フライトは概ね10万円前後です。
Q
支払い方法を教えてください。分割払いはできますか?
A
お申込みから2週間以内にお申込金20,000円を、残額をプログラム開始日の14日前までに銀行振込いただきます。
分割払いは、各参加者のご事情に応じて相談にのる形で対応させていただいています。
Guideline
募集要項
日程
2019年 9月12日(木)〜19日(木)
※1
定員
16 名
参加費用
※2
一般: 15.8 万円
学生: 12.8 万円
9/12午後にポートランド市内にて集合、9/19 夜に同市内にて解散を予定しています。
日本発 9/12、日本着 9/21 の見込みとなります。
交通、食事、宿泊など、旅行費用は含まれません。
※1
※2
How to apply
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